【新型デリカミニ】デリ丸パッケージの違いは?装備・価格の差とライバル車比較を徹底解説

新型デリカミニの画像 クルマの選び方

「えっ、もうフルモデルチェンジ?」
「見た目は変わっていないように見えるけど、中身はどうなったの?」

2023年の発売以来、大ヒットを記録している三菱「デリカミニ」。
発売からわずか2年半という異例の早さで、2025年10月29日に2代目となる新型が登場しました。

「たった2年で何が変わるの?」と思うかもしれませんが、実は中身が劇的に進化しています。特に注目なのが、軽自動車の常識を覆す「12.3インチ Google搭載ナビ」を標準装備した新グレード「デリ丸パッケージ」です。

この記事では、全メーカーの新車を取り扱うTAX柳川が、カタログだけでは分かりにくい新型デリカミニの「本当の変更点」と、値上がりした新型を賢く買うための「新車セット」について徹底解説します。

はじめに:2025年10月フルモデルチェンジ!新型は何が進化した?

通常、車のモデルチェンジ周期は6年程度と言われます。なぜデリカミニは、たった2年半でフルモデルチェンジを行ったのでしょうか?

見た目はキープ、でも中身は別物!

理由は、ベースとなっている車両(eKスペース/ルークス)の刷新に合わせたためです。しかし、デリカミニの象徴である「半円形のLEDヘッドライト」や「やんちゃな顔つき」は、ユーザーから圧倒的な支持を得ています。
そのため、メーカーはあえて外観デザインを大きく変えない「キープコンセプト」を選択しました。

「見た目は愛着のあるあの顔のまま、中身だけが最新世代に進化した」。
これが、今回のフルモデルチェンジの正体です。プラットフォーム(車台)の見直しやデジタル機能の刷新が行われ、見た目以上に中身が別物へと生まれ変わっています。

話題の「デリ丸パッケージ」とは何か?

今回のフルモデルチェンジで最も検索されているキーワードの一つが「デリ丸パッケージ」です。

テレビCMで一躍人気キャラクターとなった公式マスコット「デリ丸。」。その愛らしい世界観を、車そのものに取り入れ、さらに最新のデジタル装備を詰め込んだのがこのパッケージです。
単なるアクセサリー追加ではなく、機能面でも通常グレードとは一線を画す仕様になっています。次の章で、通常モデルと比べて何が違うのか、その詳細を見ていきましょう。

見た目以上に変わった!フルモデルチェンジで進化した「走り」と「快適性」

「デザインが変わらないなら、中身も今のままでいいんじゃない?」
そう思う方もいるかもしれません。しかし、今回のフルモデルチェンジの真価は、目に見えない「車の土台」が一新されたことにあります。
実際にハンドルを握ればすぐに分かる、3つの大きな進化ポイントをご紹介します。

土台から作り直し!「新プラットフォーム」の効果

今回の新型では、車の骨格にあたる「プラットフォーム(車台)」が刷新されています。
家で例えるなら、リフォームではなく「基礎からの建て替え」を行ったのと同じです。これにより、ボディの剛性(頑丈さ)が飛躍的に高まりました。

  • カーブでの安定感
    背の高い車にありがちな「グラつき」が抑えられ、地面に張り付くような安定した走りを実現しています。
  • 振動の軽減
    路面からの衝撃をボディ全体で上手くいなすことで、ガタガタとした不快な振動が減り、後部座席の乗り心地も向上しています。

軽自動車とは思えない「静粛性」の向上

「軽自動車はうるさい」というイメージは、もう過去のものです。
新型デリカミニでは、エンジンの制御が見直されただけでなく、車内に入ってくる音を遮断する「吸音材・遮音材」の配置が徹底的に見直されました。

特に、アクセルを強く踏み込んだ時のエンジン音が遠くに感じられるようになり、高速道路での会話も声を張り上げる必要がありません。「家族の声が聞き取りやすい車」に進化したと言えます。

全車標準の「安全性能」もレベルアップ

デリ丸パッケージのような上級グレードだけでなく、標準グレードの安全性能も底上げされています。
衝突被害軽減ブレーキ(FCM)のカメラとセンサーが最新世代のものに換装されました。

  • 検知スピードの向上
    自転車や夜間の歩行者を見つけるスピードが早くなり、より危険を未然に防ぎやすくなっています。
  • 交差点での対応力
    右折時の対向車や、横断歩道を渡る歩行者の検知能力が向上。ヒヤッとする場面でのサポート力が強化されました。

ここが違う!「デリ丸パッケージ」の装備内容と価格の差

カタログを開いても、細かい文字ばかりで読むのが大変という方のために、「デリ丸パッケージ」と「通常モデル」の決定的な違いを分かりやすく整理しました。

最大の違いは「デジタル機能」にあり

「デリ丸パッケージ」を選ぶ最大のメリットは、軽自動車の常識を超えたデジタル装備が標準で付いてくる点です。

  • 1. ナビ画面の大きさの違い
    通常モデルは9インチナビなどが主流ですが、デリ丸パッケージには「12.3インチ」の超大型ディスプレイが標準装備されます。地図の見やすさや映像の迫力が全く違います。さらに「Google built-in」に対応しており、スマホを繋がなくてもGoogleマップや音声操作がそのまま使えます。
  • 2. 安全視界の違い
    通常はメーカーオプション扱いとなる「デジタルルームミラー」や「マルチアラウンドモニター(全方位カメラ)」も、デリ丸パッケージなら最初から装備されています。荷物を満載にしても、カメラ映像でクリアな後方視界を確保できるのは大きな違いです。

他にもこれだけ付いてくる!パッケージ装備一覧

デリ丸パッケージには、ナビやモニター以外にも、以下の人気オプションが最初から組み込まれています。

  • 前後ドライブレコーダー:別途購入して取り付ける手間が不要です。
  • ETC2.0車載器:高速道路の利用に必須の装備も標準化されています。
  • MITSUBISHI CONNECT:スマホで車のエアコンを操作したり、駐車位置を確認したりできるコネクティッド機能にも対応しています。

これらを個別にオプション追加していくと高額になりますが、パッケージ化されていることで、トータルのコストパフォーマンスが高められています。

価格の違いとグレード選びの正解

高機能な装備が付く分、当然ながら価格は通常グレード(Premium)よりも高くなります。
しかし、通常グレードに「ナビ」「ドラレコ」「ETC」などを後付けしていくと、総額は意外と膨らみます。

  • 最新機能が欲しいなら「デリ丸パッケージ」
    Googleマップを使いたい、大画面が良い、リセールバリュー(売る時の値段)を期待したい。そう考えるなら、最初から全部入りのデリ丸パッケージが結果的にお得です。
  • コスパ重視なら「標準グレード(Premium)」
    「ナビはスマホで十分」「Google機能までは要らない」という方は、改良された標準グレード(Premium)がおすすめです。基本性能はフルモデルチェンジで底上げされているので、走りや安全性に不満を感じることはないでしょう。

【グレード徹底解説】G・T・Premium…どれを選ぶのが正解?

デリカミニには、デリ丸パッケージ以外にも基本となるグレードが存在します。
「カタログを見ても種類が多くてどれを選べばいいか分からない」という方のために、選び方のポイントを整理しました。

基本は2タイプ!ターボの「T」か、ノンターボの「G」か

まずはエンジンの種類を選びましょう。

  • T(ターボモデル)
    力強い加速が魅力です。高速道路をよく利用する方、キャンプ道具などを満載にして出かける方、坂道の多いエリアにお住まいの方は迷わず「T」を選びましょう。ストレスのない走りが楽しめます。
  • G(ノンターボモデル)
    街乗りや買い物が中心で、あまり遠出をしない方におすすめです。車両価格が抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。

快適機能が欲しいなら「Premium」

「T」と「G」それぞれに設定されているのが「Premium(プレミアム)」という上級グレードです。
ここには、冬場にハンドルを温める「ステアリングヒーター」や、後席に空気を送る「リヤサーキュレーター」などの快適装備が追加されます。
「軽自動車でも高級車のような快適さが欲しい」という方はPremiumを選ぶと満足度が高まります。

あえて標準グレード「G・T」を選ぶという賢い選択

実は今、多くのお客様に選ばれているのが、標準グレードである「G」や「T」です。
これらはメーカー装備こそ簡素化されたエントリーモデルですが、車の基本性能(走りや安全性)は上級グレードと変わりません。

ここでTAX柳川の「新車セット」の出番です。
標準グレードの「G」や「T」を選び、そこにTAX柳川の特別プランで「大画面ナビ」「ドラレコ」「ETC」「マット・バイザー」などの豪華オプションをセットにするのです。

こうすることで、不要なメーカー装備(例えばステアリングヒーターは使わない等)を省きつつ、本当に必要な装備だけを最高級の状態で揃えることができます。
「車両は賢くエントリーグレードで、装備は豪華に」
これが、総額を抑えながら満足度を高める、プロおすすめの買い方です。

【徹底比較】ライバル車と比べてどう?

デリカミニの購入を考える際、必ず比較対象に挙がるのが「ホンダ N-BOX JOY」「スズキ スペーシアギア」「ダイハツ タント ファンクロス」です。
それぞれの特徴と新型デリカミニとの違いを知ることで、本当に自分に合った一台が見えてきます。

  • vs N-BOX JOY(ホンダ):デジタル機能と世界観の違い
    2024年に登場した強力なライバル、N-BOX JOY。
    N-BOX JOY:カジュアルなリビング
    チェック柄のシートを採用し、カフェのようなリラックス空間を演出しています。ナビは「Honda CONNECT(9インチ)」が主流です。
    新型デリカミニ:先進のデジタルギア
    デリ丸パッケージなら12.3インチの大画面で、デジタル性能においてはデリカミニが一歩リードしました。また、内装は「汚れに強い撥水シート」など、道具としての実用性を重視しています。
    「おしゃれな雰囲気」ならN-BOX、「先進機能とタフさ」ならデリカミニという選び分けになります。
  • vs スペーシアギア(スズキ):燃費と走行性能の違い
    遊び心のある軽ハイトワゴンの元祖、スペーシアギア。
    スペーシアギア:燃費の優等生
    マイルドハイブリッドシステムを搭載しており、燃費性能ではスペーシアギアに分があります。街乗り中心でガソリン代を節約したい方には大きなメリットです。
    新型デリカミニ:本気の4WD性能
    デリカミニ(特に4WD車)は、大径タイヤと専用チューニングされたサスペンションを採用しています。これにより、未舗装路での安定感や、高速道路でのどっしりとした走りが違います。「長距離移動でも疲れない車」を求めるならデリカミニです。
  • vs タント ファンクロス(ダイハツ):使い勝手の違い
    タント ファンクロスの最大の武器は、助手席側の柱がない「ミラクルオープンドア」です。
    タント ファンクロス:乗降性の革命
    大きな荷物の出し入れや、ベビーカーをそのまま載せるような場面では、ミラクルオープンドアの利便性は圧倒的です。
    新型デリカミニ:ブランドへの信頼と満足度
    機能的なギミックはありませんが、「三菱デリカ」というブランドが持つ冒険心や、今回のフルモデルチェンジで質感を高めた内装は、オーナーの所有欲を深く満たしてくれます。

新型デリカミニを賢く買うならTAX柳川の「新車セット」

「デリ丸パッケージが欲しいけど、オプションを付けたら予算オーバー…」
「結局、総額でいくらになるのか知りたい」

そんな悩みを持つ方に、TAX柳川だからできる「賢い買い方」をご提案します。

必要なオプションが全部付き!お得な「新車セット」とは?

新車を買う時、車両本体価格だけで乗り出せるわけではありません。
フロアマット、ドアバイザー、ETC車載器…。これらは快適なカーライフに欠かせない「必需品」ですが、後からカタログを見て単品で追加していくと、意外と高額な出費になります。

そこでTAX柳川が提案するのが、これら人気オプションをあらかじめセットにした「新車セット」です。

仕組みはシンプルです。
「車両本体」+「必需品オプション」
これをセットにして販売することで、オプション品を個別に定価で買うよりも大幅なディスカウント(実質値引き)を実現しています。
最初から必要なものが付いているので、納車されたその日から快適にドライブに出かけられます。「あれもこれも付けると高くなる」という心配をせず、お得に乗り出し価格を抑えられるのが最大のメリットです。

無理なく乗れる!「安心ローン」で支払いをサポート

車両価格が上がっている今、現金一括は大変です。TAX柳川では、お客様のライフスタイルに合わせた柔軟なオートローンをご提案します。

一般的なディーラーのローンと何が違うのか。最大の特徴は、「無駄な金利を払わせない」という設計思想です。

通常のマイカーローンでは、車両代に加え、将来かかる車検代やメンテナンスパック代まで一本のローンにまとめることを勧められる場合があります。一見便利そうに見えますが、これは「メンテナンス代にも金利がかかる」ことを意味し、支払い総額で見ると損をしてしまうケースがあります。

  • TAX柳川の安心ローンは、金利がかかるローン元金を「車両本体 + 必需品オプション」のみに絞ります。
  • 将来の税金や車検代は、その都度お支払いいただくか、金利のかからない別の積み立て方法をご提案します。

「借りるお金(元金)」を必要最小限に抑えることで、お客様が負担する金利手数料を減らす。これがTAX柳川の「お客様ファースト」なローンの仕組みです。
頭金0円からの利用も可能ですので、月々の支払い希望額に合わせて、スタッフが最適なプランをシミュレーションいたします。

全メーカー取扱いだから「ライバル車」と総額で比較可能

ここが、メーカー専売のディーラーとの決定的な違いです。
三菱のディーラーに行けば、当然ながらデリカミニの見積もりしか出てきません。

しかし、TAX柳川は全メーカー取り扱いの販売店です。
「N-BOX JOYも気になっている」「スペーシアギアと迷っている」
そんな時、当店ならその場ですべての車種の見積もりを作成可能です。

車両価格だけでなく、新車セットの割引やローンの金利を含めた「リアルな総支払額」で横並びに比較できます。
「画面はデリカミニが良いけど、月々の支払いはスペーシアの方が安い。なら今回はこっちにしよう」
といった、家計に寄り添った冷静な判断ができます。これが、多くのお客様にTAX柳川を選んでいただいている理由です。

よくある質問(FAQ)

  • Q: 12.3インチナビは他のグレードでも付けられますか?
    A: はい、メーカーオプションとして選択可能です。
    ただし、デリ丸パッケージにはこの12.3インチディスプレイに加え、デジタルルームミラーやマルチアラウンドモニターなどの安全装備が最初からセットになっています。これらを個別にオプション追加していくよりも、パッケージで選んだ方が価格的なメリットが出るケースが多いため、まずはパッケージでの総額を確認することをおすすめします。
  • Q: 4WDと2WD、どちらがおすすめですか?
    A: 乗り心地の良さを重視するなら、雪が降らない地域でも「4WD」がおすすめです。
    デリカミニの4WD車は、2WD車に比べてタイヤの外径が大きく、専用のショックアブソーバー(サスペンション部品)が装備されています。これにより、段差を乗り越える際の振動が抑えられ、どっしりとした安定感が生まれます。悪路を走る予定がなくても、「普段の運転を快適にしたい」という理由で4WDを選ばれる価値は十分にあります。
  • Q: 納期はどれくらいですか?
    A: 納期はメーカーの生産状況や、選ばれるグレード・色によって日々変動します。
    人気グレードや新色の場合、半年近くお待ちいただくケースもあれば、タイミングよく生産枠が空いていれば数ヶ月でご案内できることもあります。
    最新の納期目安については、スタッフが現在の生産状況を確認してお伝えいたします。

まとめ:最新のデリカミニをお得に乗るならTAX柳川へ

ここまで、新型デリカミニの変更点や新グレードの魅力、そしてお得な買い方について解説してきました。

フルモデルチェンジを果たした新型デリカミニは、見た目の愛らしさはそのままに、中身がデジタル世代へと完全進化した「間違いのない一台」です。特に「デリ丸パッケージ」と通常モデルの違いは大きく、所有する喜びをさらに高めてくれる特別な選択肢と言えるでしょう。

しかし、カタログやネットの情報だけでは、
「本当に自分に必要な装備なのか?」
「ライバル車と比べて、支払いはどう変わるのか?」
という最後の疑問までは解消できません。

当店では、車両価格だけでなく、必要なオプションや金利手数料を含めた「リアルな乗り出し価格」をご提示します。三菱、ホンダ、スズキ、ダイハツ…。全てのメーカーを公平な立場で比較できるTAX柳川だからこそ、あなたに最適な一台と、無理のない支払いプランが必ず見つかります。

「デリカミニの話を聞きたい」
それだけでも大歓迎です。知識豊富なスタッフが、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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